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がんをはじめとするご病気が理由で、修学の機会が狭められないよう支援する制度があります。 そのうちの一部ですが、ご紹介します。

(令和4年7月現在)

高校生が対象の支援制度

高校生は授業料だけでなく、塾や進学費用・留学費用等何かと費用がかかります。大学進学に関しては、様々団体が奨学金を実施しており、多岐に渡ります。独自の奨学金を用意している大学も多いので志望大学の制度も確認してみることが大切です。

アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度

https://www.aflac.co.jp/corp/mesena/mesena_kids_02/アフラック(運営団体:公益財団法人がんの子どもを守る会)が実施する「給付型」奨学金※2022年度の募集は終了しました
対象
  • 18歳未満で小児がんを発症した小児がん経験者、または、主たる生計維持者を「がん」で失った遺児であり、経済的な理由により援助を必要とする方
  • 応募年4月時点において高等学校等に在学予定の方
  • 所得制限あり
給付額

月額2万円

手続き

申し込みは、「公益財団法人がんの子どもを守る会 奨学金担当宛」へ郵送 他の奨学金制度との併用可能 アフラックの保険契約の有無に関わらず応募可能

認定NPO法人 J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)「J.POSH奨学金 まなび」

http://www.j-posh.com/about/activity/scholarship/
認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)が実施する「給付型」奨学金
※2022年度の募集は終了しました

対象
  • 高校生本人の母親、保護者を乳がんで亡くしている、または、本人の母親や保護者が乳がんで闘病中であり、経済的な理由により修学またはその継続が困難な生徒
  • 給付開始時に高等学校(学校教育法に規定する全日制及び定時制、通信制の高等学校)、特別支援学校の高等部、専修学校の高等課程に在学中(当年入学者含む)
給付額

月額1万円

手続き

申し込みは、「認定NPO法人J.POSH事務局 奨学金まなび係」へ郵送 他の奨学金制度との併用可能

公益財団法人明光教育研究所

http://www.meiko-zaidan.jp/program/list
公益財団法人明光教育研究所が実施する「給付型」奨学金
※2022年度の募集は終了しました

対象
  • ひとり親家庭の子どもである
  • 保護者が、病気、怪我、介護等の事情により、就労困難な状況にある
  • 施設(児童養護施設、自立援助ホーム等)に在籍している。又は以前施設に在籍しており、 現在は施設を出て、保護者のいない状態で生活している。
  • 両親以外の親族、親権者などに養育されている。(祖父母や叔父叔母による養育等)  等
給付額

高校生:年額最大50万円

手続き

申し込みは、「公益財団法人 明光教育研究所 奨学金新規申込係」へ郵送 他の奨学金制度との併用可能

あしなが育英会 高等学校奨学金

https://www.ashinaga.org/grant/一般財団法人あしなが育英会が実施する「貸与型」奨学金(一部給付あり)※2022年度の募集は終了しました。2023年度奨学生予約募集(高校、大学、専修・各種学校)は秋に実施する予定です。
対象
  • 親が病気や災害(道路上の交通事故をのぞく)または自死(自殺)などで死亡、あるいは親が著しい障害を負っている家庭の子ども
  • 来春、高校・高専進学予定の中学3年生、または高校・高専に在学している方
給付額

国公立:月額45,000円(内貸与2万5千円・給付2万円) 私立:月額50,000円(内貸与3万円・給付2万円)

手続き

申し込みは、「一般財団法人あしなが育英会 学生事業部奨学課」へ郵送 他の奨学金制度との併用可能

※お住いの都道府県・市区町村等の公的な機関や民間の団体等において様々な奨学金や支援制度があり、対象となる条件や給付額等も多種多様となっています。 応募方法も、市区町村の窓口や在学している学校から申請する方法や、団体へ直接申請する方法と様々ですので、各担当窓口に確認しましょう。

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