がん疫学研究の情報発信サイト

がん患者の家族・子どもへの接し方と学ぶ本

がんの親をもつ子どもたちをサポートする本(親のがん、家族の一大事を経験する子どもたちと伴走するために)
著者:有賀 悦子、南川 雅子
発行:青海社 (2017/6/16)

[出版社からのコメント]
親ががんに罹患したとき、親が子どもに病気のことを告げないことがある。しかし、子どもは、親が病気であることを察し、「自分のせいで親が病気になってしまった」と思ってしまったり、親が病気のことを秘密にしていることに対して、疎外感を覚えてしまうことがある。特に医療者は、患者およびその家族(患者の親や配偶者など)には目を向けても、その後ろにいる子どもたちには目が向かないことが多い。

緩和ケア 2021年3月号(知っておくべきがん患者の子どものケアとサポート)
発行:青海社 (2021/3/17)

がんの診断や治療は、がん患者自身のみならず、その子どもたちにも多大な影響を与える出来事であり、医療現場においても医師や看護師だけではなく、小児心理士、ソーシャルワーカー、地域等の多職種・多方面によるサポートが求められる。しかし、子どもへのアプローチについては、個々の現場での工夫に頼っている部分が多く、ほとんど対応していない現場や、困難な事例などへの対応などで難渋している現場など、さまざまであろう。本特集では、がん患者の子どもへ病院および地域でのサポート事例について紹介、現場での取り組みの参考となることをねらいとしている。

がんと仕事についての本

企業のためのがん就労支援マニュアル―病気になっても働き続けることができる職場づくり
著者:高橋 都(国立がん研究センターがん対策情報センターがんサバイバーシップ支援部長)、森 晃爾(産業医科大学産業医実務研修センターセンター長)、錦戸 典子(東海大学大学院健康科学研究科看護学専攻教授)
発行:労働調査会 (2016/4/4)

[出版社からのコメント]
人事労務担当者必携!がん就労支援の決定版!働く意欲のある従業員の就業継続支援を、日頃からの対策、休職、復職時といった時系列別に編集。また、休職・復職の際に主治医の診断書などの個人情報収集の場面でもスムーズに対応できる「個人情報の取り扱いにおける基本的な考え方」も収録しています。がん以外の私傷病にも応用できるマニュアルです。

企業ができる がん治療と就労の両立支援実務ガイド
著者:遠藤 源樹(順天堂大学医学部公衆衛生学講座准教授)
発行:日本法令 (2017/9/27)

[出版社からのコメント]
近時、がん患者の就労継続の問題がクローズアップされており、「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」の発出、がん対策基本法改正など、『がん治療と就労の両立支援』は、人事労務管理上の一大テーマとなっている。

経営コンサルタントでワーキングマザーの私がガンにかかったら: 仕事と人生にプラスになる闘病記
著者:山添 真喜子(コンサルタント)
発行:東洋経済新報社 (2021/7/30)

[出版社からのコメント]
40代の二児の母にして、フル稼働中のプロジェクトマネージャーが白血病に。コンサルスキルを活用して、闘病・入院生活を乗り切る!つらい気持ちが和らぎ、不必要なストレスから解放される、悲惨すぎない〈サバイバル〉闘病エッセイ。

子どもと一緒に読める本

ママはかいぞく
作: カリーヌ・シュリュグ
絵: レミ・サイヤール
訳: やまもと ともこ
発行:光文社 (2020/3/24)

[出版社からのコメント]
ぼくのママはかいぞくなんだ。ふねのなまえは“カニなんてへっちゃら”ごう。もうなんかげつもまえからママはたからのしまをめざして、かいぞくなかまとそのふねでたびをしている。たびからかえってくると、ママはいつもとてもつかれているみたい

おかえり! めいちゃん―白血病とたたかった子どもが学校にもどるまで
作:大見 サキエ(岐阜聖徳学園大学看護学部小児看護学教授)、森口 清美(就実大学教育学部教育心理学科准教授)、復学支援プロジェクトチーム
絵:もりくにお
発行:ふくろう出版; 新装版 (2019/4/20)

[出版社からのコメント]
突然白血病となった主人公の女の子。家族と離れ、寂しくて不安な入院生活が始まる。そして学校生活や勉強への不安も抱きながら、苦しい治療を終え、学校に戻るまでを描いたお話。シリアスなテーマでありながら、めいちゃんと同じ小学校低学年の子どもでも、自ら手に取って読むことができるよう、すべての漢字にルビを振った絵本仕立て。

ママのバレッタ
絵・文:たなか さとこ
企画・構成:キャンサーペアレンツ
発行:生活の医療 (2018/11/27)

[出版社からのコメント]
子育て世代のがん患者コミュニティ《キャンサーペアレンツ》から生まれた絵本。
「ママががんになった」 —大好きなバレッタも つかえない。 抗がん剤で脱毛した母とのやりとりを、ユーモアを交えながら娘の目線で描く物語。がんと診断されこれから抗がん剤治療に取り組む方、現在抗がん剤治療中の方に、ぜひ親子で読んでいただきたい絵本です。

がんのひみつ
漫画:田川 滋
構成:橘 悠紀
発行:学研 まんがひみつ文庫

[出版社からのコメント]
「がん」を予防することはできる?「がん」を見つけるにはどうしたらいい?「がん」という病気を正しく知ってほしい。それは「がん」を研究し、「がん」に立ち向かっているみんなの願い。この本を読むと、そんな「がん」のひみつがわかるよ!

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