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「がん」を学びたいと思っても、どの本を読んでいいのか わからない方へ!
情報学の手法に基づき収集した「がん教育」に役立ちそうな書籍の中から、
がん教育を始めようとしている初心者でもわかりやすい書籍の一部をご紹介します。
■ご意見・ご質問等ございましたら、お問い合わせフォームよりお願いいたします。

がんを知るための本

子どもと一緒に知る「がん」になるってどんなこと?

著者:林 和彦(東京女子医科大学がんセンター長・中学校高等学校保健科教諭一種免許取得)
発行:セブン&アイ出版(2017/7/28)
対象年齢:小学校高学年~
がん専門医でありながら「がん教育」のために教員免許を取得し、教壇に立って教えていることを1冊にまとめています。がんがどういう病気で、治療はどんなことを行うのか、がん患者の家族にできることは何か、など「がん」について3つの異なる実話に沿ってわかりやすく解説しています。また、予防のためにできること、検診の大切さ、がん教育の必要性についても書かれており、子どもも大人もがんについて理解を深めることができる内容になっています。

最強最高のがん知識

著者:中川 恵一(東京大学医学部付属病院放射線科准教授)
発行:海竜社(2017/8/21)
「がん」は必ずしも怖い病気でも、不治の病でもありません。日々の予防と正しい知識を持つことで、恐れず、慌てず、上手にがんと付き合うことができます。
がんの基礎知識だけでなく、よくあるがんの疑問や間違った思い込みに対して、わかりやすく答えてくれます。2018年、ご自身もがんを経験したがん専門医の中川医師による1冊です。

がんを告知されたら読む本
―がん専門医が、がん患者にこれだけ入っておきたい”がん”の話―

著者:谷川 啓司(医学博士・ビオセラクリニック院長)
発行:プレジデント社(2016/8/19)
「がん」とは何か、を難しい専門用語を用いず丁寧にわかりやすく解説しています。がんの基本的な知識を正しく俯瞰的に得ることは容易ではありません。がんについて正しく知ることでがんへの不安や恐怖心を減らすことができます。たとえがんであっても、治療をしつつ人生を楽しんでいる患者さんやご家族もたくさんいるということを知り、がんとうまく付き合い、できるだけ元気に過ごすために学ぶ1冊です。

ガンとわかったら読む本~専門医が教えるガン克服の21か条~

著者:佐藤 典宏(産業医科大学第1外科講師・外来医長)
発行:マキノ出版(2018/6/20)
がん患者や家族が知っておくべきことを21か条として解説しています。告知時・手術前・手術後でそれぞれ知っておきたい主要なポイントをまとめています。がん治療は、告知後に患者が決断を迫られる場面がいくつもあり、そこでどのような選択をするかによって治療の進展の度合いが違ってきます。より良い選択をするために、役に立つ正しい情報を学べる1冊です。

0歳からのがん教育~かわいいお子さんの将来のために~

著者:笹井 啓資(順天堂大学大学院医学研究科放射線治療学教授)
発行:ロギカ書房(2017/10/10)
「がん」の最大の原因は、生活習慣と感染症です。がんで苦しまないためには、がんにならないことです。そのために、子どもの時からがんにならない生活習慣を身につけることが、がんの予防につながります。お子さんの将来やご自身のために、がん予防の参考になる内容となっています。

がんを知る

著者:山形大学医学部
発行:山形大学出版会(2015/1/30)
「がん」という病気に関するものを網羅し、がん患者さんの不安を取り去るために山形新聞紙上に連載したものを1冊にまとめたものです。がんについて・予防・最新治療の情報だけでなく、様々ながんに関わる情報が多く掲載されています。かなりの情報量で読み応えのある内容となっています。

おしゃべりながんの図鑑 病理学から見たわかりやすいがんの話

著者:小倉 加奈子(順天堂大学医学部附属練馬病院病理診断科先任准教授)
発行:CCCメディアハウス(2019/7/8)
現役病理医が「からだ」と「がん」のしくみを140点の直筆イラストを用いて説明しています。病理診断が実際にどんなふうに行われているかの紹介や、様々な病気の中でも特に病理診断が重要ながんに特化して、病理学的な解説を加えています。かなり専門的な内容も含まれますが、イラストと共にわかりやすく学べる1冊となっています。

がんとDNAのひみつ

著者:生田 哲(薬学博士)
発行:ソフトバンククリエイティブ株式会社(2012/1/25)
「がん」の基礎知識と、がん細胞の発生のしくみ・遺伝子DNAとの関係・がん抑制遺伝子による治療の可能性など「がんとDNA」に特化して詳しく解説しています。

校長先生がんになる

著者:小林 豊茂
発行:第三文明社(2018/10/2)
突然のがん告知を受け、3か月の闘病後、仕事復帰。抗がん剤の影響で髪は抜け落ちていましたが、全校集会で生徒たちを前にニット帽を外し、自らの闘病を通して「がん教育」を行い、NHK『あさイチ』でも紹介され話題になりました。その闘病記とその後のがん教育への取組を記した本です。学校とは学力を鍛えるだけでなく人格形成の場でもあります。がんになり「心の教育」と同時に「命の教育」こそ大事だと肌身で痛感し、がん教育を実践する著者の姿から「命の教育」の大切さを学べる内容になっています。

がん患者の家族・子どもへの接し方を学ぶ本

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