私たち片山ゼミは、2025年11月16日に大泉町で開催された「令和7年度大泉町福祉まつり&防災フェア」にブースを出し、子宮頸がん予防・検診に関する啓発活動を行いました。大泉町はブラジルをはじめとする外国籍住民が多く暮らす地域であり、群馬県内でも子宮頸がんの罹患率が比較的高い地域とされています。そのような背景から、私たちは正しい情報をわかりやすく届ける啓発活動の必要性を感じ、この地域での活動に取り組みました。当日はさまざまな言語や文化が交わり、国籍や世代を問わず多くの方が集まる、活気に満ちた雰囲気となっていました。
活動の中心として、子宮頸がんの原因・予防法・検診の重要性を、世代や国籍に関わらず誰にでもわかりやすく伝えることを目標に掲げました。そのためにゼミ生が企画・撮影・編集まで担当した啓発動画をブースで上映しました。動画は会話形式で構成し、字幕には日本語とポルトガル語の両方を用意することで、子宮頸がんを初めて知る方や、詳しく知らない方にも理解しやすい内容になるよう工夫しました。
また、より多くの方に興味を持ってもらえるよう、メンバーが変身した「微笑女戦士セーラームーン」の等身大パネルを設置し、そのオリジナルステッカーも配布しました。等身大パネルは子どもから大人まで幅広い年代の注目を集め、写真撮影をする方も多く見られました。ステッカーも「かわいい」「子どもに渡したい」など好評で、楽しみながら自然に啓発に触れてもらえるきっかけとなりました。
オリジナルステッカーとともに、子宮頸がんの啓発用パンフレットも配布しました。ステッカーは親しみやすさから幅広い年代の方に受け取っていただき、パンフレットと一緒に渡すことで、楽しさとともに正確な情報にも触れてもらうきっかけをつくることができました。
会場では、地元店舗による飲食・雑貨の販売、消防車との綱引き、ダンスパフォーマンスなど、多彩なイベントが行われていました。その賑やかな空間の中で、私たちのブースにも多くの方が立ち寄ってくださり、動画を視聴したり、質問をしたりと、対話を通じて健康への関心を高める貴重な場となりました。
今回の活動を通して、文化や言語の違いを越えて健康情報を伝える難しさと、その重要性を改めて実感しました。同時にそれは大泉町だからこそ得られた学びであり、今後の研究や啓発活動に活かせる大変貴重な経験となりました。
今後も継続的に活動を行い、自分や家族の健康について「知る」「考える」きっかけを地域に届けられる存在を目指していきたいです。来年度は、よりパワーアップした形で参加できるよう準備を進めていきたいと考えています。
(片山研究室4年 島田怜於)





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