私たちのゼミ(群馬大学情報学研究科片山研究室)では2025年10月11日-12日にALSOKぐんま総合スポーツセンターふれあいグラウンドで開催された、「リレー・フォー・ライフ・ジャパン・2025ぐんま」にボランティアとして参加しました。
「リレー・フォー・ライフ」は、そもそもアメリカ対がん協会(ACS)が国際ライセンスを持っている企画で、日本では公益財団法人日本対がん協会(以下、対がん協会)にライセンスが与えられているチャリティーイベントであり、全国各地で開催されがんと向き合う人やその家族、地域の人々が一晩中歩き続け、命の尊さや支え合いの大切さを感じ合うチャリティイベントです。
片山ゼミが誕生した2023年に初参加して以来、私たちはこのイベントに参加してきました。今年は、主催事務局である、群馬県健康づくり財団の仲間として正式にエントリーし当該団体のブースを担当しました。主な活動は、会場内を歩いて巡回したり、協賛企業のヤクルトを来場者に配布したりすることです。ヤクルトは大量に用意されており、参加者の方々に声をかけながら一本ずつ手渡していくうちに自然と笑顔や会話が生まれました。
普段のゼミ活動とは違う“人と直接関わる体験”を通じて、地域イベントの現場のあたたかさを実感することができました。
開会式では、群馬県知事が中島みゆきさんの「糸」を含む2曲を披露し、会場全体が静かに聴き入る印象的な時間となりました。その後はヒーローショーや大学生のアカペラサークルの歌などさまざまなパフォーマンスがあり、夜通し歩く参加者を励ますような雰囲気に包まれていました。
このイベントは夜通し行われ、日が暮れても途切れることなく参加者が歩き続けていました。ライトアップされた会場を歩く人々の姿からは、「命をつなぐ」「思いを共有する」というこのイベントのテーマが強く伝わってきました。
今回のボランティアを通じて、がん支援というテーマを“知識として学ぶ”だけでなく、“人とつながりながら感じ取る”ことができました。地域に根ざした取り組みの現場に参加できたことは、私たちゼミにとって貴重な経験となりました。(片山ゼミ4年生一同)
リレー・フォー・ライフ・ジャパンぐんま (relayforlife.jp)












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