ゼミ紹介
片山ゼミでは医療・健康分野におけるデータサイエンスの実践的な活用に取り組んでいます。特に「がん予防」「健康格差の解消」「医療情報の効果的な発信」を主要テーマとし、実社会に直接貢献できる研究を大切にしています。
研究テーマと活動内容
1.がん予防に関する包括的な研究
一次予防
・疾病予防に関する研究、特に学校教育や社会教育でのがん教育
・がん登録データの利活用
二次予防
・早期発見・早期治療に関する研究
・がん検診の精度管理、検診受診勧奨
三次予防
・がんサバイバーシップに関する研究
・相談支援、情報普及啓発
・PPI(Patient and Public Involvement:患者・市民参画)
2.がん登録データの利活用
・全国(地域)がん登録データ、群馬大学附属病院院内がん登録データの分析
・国のがん対策の立案に関する研究
・群馬県のがん対策を科学的に進め、県内のがん死亡率の減少に努める
・がん検診の精度管理(検診は市区町村単位)プロセス評価
・罹患データを使ったシミュレーションや生態学的研究
3.がん教育の推進に関する研究
・がん体験者らと共同での教員支援
・企業や地域でのがん教育・普及啓発
・子宮頸がん予防啓発研究・HPVワクチン接種勧奨、キャッチアップの啓発
・産婦人科医との共同研究や他大学の学生との連合体制による研究
4.サバイバーシップに関する研究
・医療者向け教育プログラムの開発研究
・患者向け教育プログラムの開発研究
・がん患者のアンメットメディカルニーズの把握(テキストマイニングによる視覚化)
・相談支援体制へのフィードバック
5.その他の研究テーマ
・がん以外の疾病予防に関する研究
・ヘルスデータの解析
・社会経済的要因と死亡率との関連、健康の格差研究
・薬剤疫学研究
・医学系研究(ゲノム、診療情報、政府統計など)への支援
・医療広告、情報発信、SNSの活用研究
卒業生の進路
(準備中)
片山ゼミに向いている方
・世の中の役に立ちたい!と考えている人
・研究結果は社会に還元してこそ!と考えている人
・行政職に興味のある人
・医学研究にデータサイエンスで切り込みたいと考えている人
・医療広告に興味のある学生も募集中です!インフォグラフィックスや情報データ×デザインの力で、届かない人たちへの情報普及を図りましょう。