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片山 佳代子(On Cancer 編集長)

片山 佳代子

On Cancer 編集長
・群馬大学情報学部情報学科 准教授
https://www.inf.gunma-u.ac.jp/teacher/katayama/
・神奈川県立がんセンター臨床研究所 招聘研究員 がん教育ユニット ユニット長 兼務
https://kcch.kanagawa-pho.jp/kccri/project.html)
・早稲田大学人間総合研究センター 招聘研究員 兼務
・国立がん研究センター がん対策研究所 データサイエンス研究部 外来研究者 兼務(https://www.ncc.go.jp/jp/icc/surveill-policy-eval/staff/index.html )

略歴

2021年4月〜現在群馬大学情報学部 准教授
2013年4月〜現在神奈川県立がんセンター 臨床研究所 主任研究員
2010年4月〜現在神奈川県立がんセンター 臨床研究所 特別研究員
順天堂大学大学院医学研究科疫学・環境医学 博士(医学)
早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了

教育歴

2020年度東洋大学大学院 統計学
2020年度東洋大学大学院 調査・研究法
2014年~現在早稲田大学 疫学・保健福祉情報分析法(旧:疫学・調査研究法)
2014年~現在早稲田大学 社会医学
2008~2012年度青山学院女子短期大学 健康科学
2008~2012年度実践女子大学 公衆衛生学

専門分野

疫学/医療統計/健康行動科学

研究内容

  • 罹患率や生存率などのがん統計データを使ったがん疫学研究ならびにがん対策に関する研究
  • 子宮頸がんの予防啓発研究やがん教育に関する研究
  • SNSや相談支援センター等に寄せられるナラティブデータのテキストマイニング等の質的研究

現在の研究テーマ

  • がん統計や指標の策定と効果的ながん情報発信のあり方について
  • 唯一予防可能ながん「子宮頸がん」予防啓発研究(がん教育)
  • PPI(Patient and Public Involvement)の推進に関する研究

所属学会

  • 日本がん登録協議会(理事)
  • 日本癌治療学会(代議員)
  • 日本公衆衛生学会(代議員)
  • 日本疫学会
  • 日本思春期学会
  • 日本がん疫学・分子疫学研究会
  • 日本健康学会

委員会

  • 群馬県がん対策推進協議会 がん登録・情報部分析検討部会 委員
  • 神奈川県がん対策推進審議会 委員
  • 神奈川県がん教育協議会 委員(座長)
  • がんネットワーク東京 オブザーバー

競争的資金

2022~2024年度Educational project to promote improved health care communication and multi-professional collaboration efforts to support cancer patients. Kayoko Katayama. 日本癌治療学会&Pfizer 公募型医学教育プロジェクト助成 がん医療 神奈川県立がんセンター臨床研究所
2021年6月~2024年3月An Examination of the effect of cancer education by using word-of-mouth: cervical cancer prevention program in Japan. Kayoko Katayama. MSD株式会社 MSD-研究者主導型研究助成 がん予防研究 群馬大学
2020年12月~2022年1月Mikiko-Asai-Sato. 公益財団法人ファイザーヘルスリサーチ財団 ヘルスリサーチ研究助成金 分担者:片山佳代子、坂口昌彦、金村政輝、森島敏隆.国内共同研究 日本大学板橋病院
2020年7月~2021年8月Katayama K. 公益財団法人がん研究振興財団 がんサバイバーシップ研究支援事業 阪口昌彦 がん研究 神奈川県立がんセンター臨床研究所
2019年9月~2020年8月一般財団法人横浜総合医学振興財団 医学・医療関連事業助成金 医学・医療関連事業 神奈川県立がんセンター臨床研究所
2019年度博報堂教育財団 博報堂児童教育実践についての研究助成 神奈川県立がんセンター臨床研究所
2008年度日本保育園保健協議会 日本保育園保健協議会研究助成 指定課題順天堂大学大学院医学研究科

科学研究費の申請・獲得状況

2021年基盤研究(B) 保健師を中心に地域に広げる子宮頸がん予防対策の普及プログラム(21H03286)
2020年がん特別研究 厚労科研がん対策推進総合研究事業: 次期がん対策推進基本計画に向けた新たな指標および評価方法の開発のための研究(20EA1801)
2019年がん特別研究 厚労科研がん対策推進総合研究事業:パートナーシップでつくるがん統計情報の国民への還元方法に関する研究(19EA1003)
2018年一般研究 厚労科研がん対策推進総合研究事業:全国がん登録とがん検診のリンケージによるがん検診勧奨(201908028A)
2017年基盤研究(C) データ包絡分析法を活用した個別化予防医療の開発(17K09152)
2016年基盤研究(C) ピアエデュケーションによる子宮頸がん及びHPV関連がん予防教育プログラムの開発(16K11168)
2016年基盤研究(B) ダイバーシティ推進に資するがんスティグマの評価法と教育プログラム開発(16H05218)
2015年基盤研究(C) LearningPartnerModelによるがん対策情報普及プログラムの開発(15K01665)
2015年基盤研究(C) 認可外保育所に勤務する保育士の離職原因の解明 研究課題(15K00727)
2014年挑戦的研究(萌芽) 口腔扁平上皮癌症例におけるSIRT1細胞内局在の意義解明と予後予測法の確立(26670876)
2011年挑戦的研究(萌芽) 地理疫学を応用した健康の地域格差と社会経済的要因の研究(23659365)
2011年挑戦的研究(萌芽) ING遺伝子発現を用いた口腔扁平上皮癌患者の予後予測方程式の作成(23659958)

学術貢献活動

2021年6月JACR市民公開講座 がん登録で社会のニーズにこたえるには? 学会・研究会等 日本がん登録協議会,オンライン(web開催)日本がん登録協議会学術集会の最終日開催の市民公開講座第2部「がん登録で社会のニーズにこたえるには?」企画・進行・座長
2019年10月第78回日本公衆衛生学会学術総会 第4分科会 学会・研究会等 日本公衆衛生学会(長崎県)第4分科会一般演題講演・座長
2018年10月第77回日本公衆衛生学会自由集会 学会・研究会等 日本がん登録協議会(福島県)
2018年10月第77回日本公衆衛生学会シンポジウム12大会・シンポジウム等(福島県)
2017年11月第76回日本公衆衛生学会自由集会 学会・研究会等 日本がん登録協議会(鹿児島県)
2017年11月がん患者学会2017
2017年6月日本がん登録協議会第25回学術集会 学会・研究会等 日本がん登録協議会第25回学術集会・学会長(愛媛) 学術セッション座長

受賞歴

2022年10月国際参加賞 Yinghan XU, Masahiko SAKAGUCHI, Kayoko KATAYAMA, Atsushi OGIHARA, Content Analysis of Human Papillomavirus Vaccine Related Videos on YouTube. 一般社団法人日本公衆衛生学会 国内学会・会議・シンポジウム等の賞
2022年8月社会医学会研究奨励賞 徐桜晗(早稲田大学人間科学研究科)、阪口昌彦(大阪電気通信大学情報通信工学部情報工学科)、片山佳代子(群馬大学情報学部)、扇原淳(早稲田大学人間科学学術院)中国・動画サイトにおけるヒトハピローマウイルスワクチン動画の特徴 日本社会医学会 片山が科研基盤Bで代表を務める研究グループの小班として早稲田大学大学院修士課程の徐さんの研究が受賞したものである。国内学会・会議・シンポジウム等の賞
2017年10月ポスター優秀賞受賞(塩澤学、山本浩史、池田温子、菊池信矢、風間慶祐、片山佳代子)大腸がん治癒切除患者における血漿中アミノ酸濃度に基づくがん検査AICS(大腸)の術前術後変化と予後についての検討 日本消化器外科学会
2015年2月G-Censusプレゼンテーションコンテスト奨励賞受賞 片山佳代子 公益財団法人統計情報研究開発センター

主な論文

  1. 石川大介、片山佳代子.質的分析に基づいたテキストマイニングによるがん電話相談からの主訴の抽出と可視化.医療情報.42(2), 47-59, 2022.
  2. 片山佳代子.ピア・エデュケーションによる子宮頸がん教育.思春期学.39(2),217-223,
  3. Ueda Y, Katayama K, Yagi A, Tadashi Kimura. The chasm we must cross in Japan for re-promotion of the HPV vaccine. Cancer Prevention Research. DOI: 10. 1158/1940-6207. CAPR-21-0091. 2021 May
  4. Katayama K, Ishikawa D, Miyagi Y, Takemiya S, Okamoto N, Ogawa A. Qualitative analysis of cancer telephone consultations: Differences in the counseling needs of Japanese men and women. Patient Educ Couns. 2020 May 16; S0738-3991(20)30278-0.
  5. Katayama K, Higuchi A, Yamamoto H, Ikeda A, Kikuchi S, Shiozawa M. Perioperative dynamics and significance of plasma-free amino acid profiles in colorectal cancer. BMC Surg. 2018 Feb 21;18(1):11.
  6. Katayama K, Narimatsu H. Prediction of female breast cancer incidence among the aging society in Kanagawa, Japan. PLoSONE. 2016 Aug 17;11(8): e0159913.
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